2007年10月05日

矯正歯科の新技術のデーモンシステムの是非:速いが前歯が前方にフレア:高技術レベルのベテラン歯科医にやってもらう

矯正歯科の新技術のデーモンシステムは、新しい、速いなどという長所を持っていますが、前歯を前方にフレアさせ易いという欠点を持っていますので、非常に技術レベルの高いベテランの歯科医にやってもらう必要があるようです。

イースマイル矯正歯科は、矯正歯科の新技術のデーモンシステムについて、「デーモンの利点も欠点も知り尽くした上でたいへん効果的に治療されている,非常に技術レベルの高い先生がいらっしゃいます。きちんとした診断と治療目標を持って本質的な事をマスターしている先生であれば道具は選ばずともきれいに治るでしょうし,そのような先生が、デーモンをうまく使えば大きな武器になるでしょう。単にデーモンが新しいから,とか,速いから,とか言う理由で診断もなくブラケットをつけても治るはずもありません」と言っています。

「私は,デーモンシステムのコンセプトであるライトフォース(弱い力)・ローフリクション(低摩擦)というのが、歯の移動にとって効率的であることには全く同意する。

しかし,セルフリゲーティングブラケット(結紮線を使わずに,ブラケットに組み込まれたキャップでワイヤーを固定するタイプのブラケット)だけが,そのようなコンセプトを実現するということではないし,むしろセルフリゲーティングの欠点も多い。

特にデーモンブラケットはパッシブセルフリゲーションと言われるタイプで,これの問題点はトルクコントロールがしにくいということである.すなわちすべての歯は与えられた既製のアーチフォームに傾斜で移動していく.デーモン先生によると,ライトフォースだから筋肉が押さえることで歯列が後方に広がりを見せ,まるでリップバンパーの効果のように歯が並ぶとおっしゃっているが,彼の症例集(DamonSystem The Workbook; Dwight Damon著,星野亨,荒井一仁訳,オームコジャパン刊)をみると,残念ながら前歯がフレアしているケースが非常に多い。

実際,彼のケースはコーケジアンで前歯を前方にフレアさせても許容範囲内なのだが,アジアンフェイスでこのように歯を動かすと口元が突出してしまうだろう。

この前歯のトルクコントロールこそが日本人で非抜歯治療を行うときに最も難しいポイントだとおもうがこれをデーモンブラケットでコントロールする事が出来るのは,デーモンを使わなくても出来る矯正歯科医ではないか。

私がデーモン先生の症例をみた感想は,60点から70点くらいの治療結果を今までよりずいぶん楽に達成する方法だな,というものである」とイースマイル矯正歯科は言っています。


posted by ヒロ at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 矯正歯科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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